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内山味噌店について

 一八六八年、およそ二六〇年続いた江戸時代が終わり、欧米の進んだ文化や政治、経済に追いつき、追い抜こうと、日本全体に新たな時代の風が吹いていた時代にまで、内山味噌店の創業はさかのぼります。

 茨城県日立市南部の、水木の浜での漁を生業としていた庄之丞翁という人物が、隠居仕事として味噌・醤油の醸造を始めたのが当店の起源です。これが一八七二年のことです。

 同じ年の東京では、新橋・横浜間で鉄道が開通し、街では西洋料理が流行するなど、文明開化の波が大きくうねっていましたが、一地方の農村においては、依然としてあらゆる面で江戸時代の風習が残っていました。そのような古き良き日本の原風景のなか、庄之丞翁が着手した味噌造りとはどのようなものだったのでしょう。

 頑固で一本気な性格の持ち主であったと伝えられる彼の造りだした味噌は、その時代において、従来のものとは趣を異にした、特別な味噌でした。
 今でこそ味噌は、お店やスーパーで買うものとなっていますが、その昔は、自分の家で食べるものは自分で造る、いわゆる自家醸造が当たり前でした。倹約や節制をいましめることわざとして、「みそ買う家には蔵は立たぬ」ということわざがあったほど、自家醸造は庶民の暮らしの当然の営みでした。

 そのような時代に、客人をもてなすため、当時貴重な米をふんだんに使い、さらには「古式大豆玉麹造り」という複雑な醸造作業を用いることで、大変に贅沢な味噌を庄之丞翁は造りあげたのでした。
当店は、彼の効率化を度外視し、本当に良い味噌を造ろうとする熱い情熱を受け継いでおります。くしくも、彼が自家醸造ではなく特別な味噌を造り、味噌造りに新たな風を吹き起こしたように、現代を生きる当店も、大量生産・大量流通を前提とした工業化された味噌造りとは一線を画し、創業以来変わらぬ技と味を受け継ぐ「古式醸造法」による味噌造りにより、伝統の味を皆様にお届けし続けております。

 そして、現代の当店は、この伝統の味噌を土台とし、みそプリンなどの「味噌スイーツ」や、近年の健康需要の高まりの中、ますます注目度が増す「甘酒」などの商品開発・提供を行っております。

 さらに、伝統の発酵技術を活かした、牛赤身を用いた熟成肉の開発に成功。当店経営の「cafeMizukinosho」にて、「発酵熟成肉」のサンドやバーガーをお届けしています。
内山味噌店は、人々の健康に寄り添い、地域を、そして日本を、より豊かにするため、伝統と革新が融合した事業を、日々推進しております。

商品一覧

スイーツ

古式醸造みそ

ご飯のお供

即席みそ汁

甘酒

調味料

セット・ギフト

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