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cafeがキーステーションとなって、
連動し伝え導く、伝統味噌造りの底力!

Q. みそcafeをオープンしようと考えたのはなぜですか?
ウチの味噌を直売所などでお買い上げいただくお客様は、ご年配の方や、体に気を遣う一部の方たちが多かったんですね。若い人を始め、もっと様々な方々に、ウチの味噌を知ってほしいという想いがありました。販促活動も考えましたが、いちばんダイレクトに伝わるのは「実際に食べていただくことだろう」と。母体である味噌蔵のアンテナショップとしての役割になればと思い、みそcafeの開設を決めました。
Q. 最初からcafeでいこうというお考えでしたか?
味噌を活かした飲食店なので、当初は和食や雑炊のお店を考えたんです。でも、味噌だから和食というのではさすがに当たり前過ぎるだろう、と。商品を購入いただく期待層は、やはり家庭で料理を作るお母さん。そういう方々に喜んでもらえるのは何がいいだろうと考慮した結果、cafeスタイルで展開することにしました。
Q. cafeのコンセプト部分について教えてください
様々な味噌料理をご用意していますが、例えば、お味噌汁を召し上がっていただく時に「今日のお味噌汁は○○味噌を使いました」と説明しているんです。お客様に「美味しい。家でも使いたいわ」と感じてもらえれば、隣の直売所でご購入いただく。その理想的な流れを作りたかったんです。また、ポピュラーな味噌料理以外に、実はこんな味わい方、楽しみ方があるんですよという提案をしたかったのも大きいですね。お客様の味噌使いのレパートリーが広がり、ご家庭で実際に作ってもらえたら嬉しいです。
Q. お客様は、どんな方々が多いですか?
平日の午後は、友達と一緒にいらっしゃる奥様が多いです。土日はファミリー層やご夫婦でのご来店が増えますね。夜はカップルの方々が多いです。ですから曜日や時間帯によってお客様の層が違うんです。総じて食事に関心があり、美味しいものが好きな方たちにご利用いただけている実感は強いですね。気に入ってもらいリピーターになってくださった方も多いです。
Q. 今後の「cafe Mizukinosho」では、どんな展開を?
「スイーツの持ち帰りはできませんか?」というリクエストが多いので、その声には応えていきたいと思っています。手始めにシフォンケーキを予約注文販売の形で行います。徐々にアイテムを増やすべく、現在いくつかを商品開発中です。正直、私も含めたスタッフは大変なんですが(笑)、お客様に喜んでいただきたいので、そこは頑張ろうかな、と。
Q. cafe内でのデザート展開についてのお考えは?
もっと充実させていきたいと思っています。本日のデザートも、極力ラインナップを増やしていきたいですね。遊び感覚も取り入れて「今日はこんなスイーツを作ってみましたよ」のようなアプローチで提供していけたらな、と。お客様の反応が良ければ、そこから思いもよらぬヒット商品が生まれるかもしれませんし。
Q. これから登場する注目の新商品を教えてください
赤味噌と白味噌をそれぞれ使用した2種類の生キャラメルですね。赤味噌バージョンはパンチが効いていますし、白味噌バージョンは上品な味わいです。現在、パッケージングも含めた最終調整中で、もうすぐお客様に提供できる段階なので、乞うご期待の商品です!
Q. 「cafe Mizukinosho」今後の目標を教えてください
繰り返しになりますが、お客様のニーズに沿った魅力的な商品を提供することで、cafeにお客様が集まり、内山味噌店の手作り味噌を一人でも多く知っていただける環境にしたいですね。主人たちが味噌に対し、どんなこだわりを持ち、どんな原料を使い、どのように造っているかを、私がいちばん見ているし、知っています。一口に味噌といっても、工業的に作られた量産用のものと、私たちの味噌は違うんだよ、ということをわかっていただきたいんですよね。その根幹の部分をダイレクトにお客様へ伝えるには、やはり食べて実感いただくのがいちばん! そのためにも、cafe Mizukinoshoが、ますますお客様にご愛顧いただけるよう頑張っていきます。
内山文/Aya Uchiyama
cafe Mizukinosho店長。cafeのメニューを含む内山味噌店の商品開発を一身に引き受ける。伝統の味噌と融合させる都会的なセンスで、老舗・内山味噌店の六代目当主を、内助の功を大きく越える働きで支える。バイタリティあふれる行動力・考察力に対する関係者筋の信頼も非常に厚い。
取材日:2008年10月28日


















